立体駐車場のハードル上げてるのは、この技術を要求されるから!?

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立体駐車場の発券機

施設の駐車場に左折して発券機に手が届かず、運転が嫌になることありませんか?

実は、運転に慣れている人でも左折しながら、右にある発券機に寄せるのは難しい技術なんです!

あなたが悪いのではなく、理論をわかりやすく解説している指導者がいないのです。

車の動きを理論的にわかりやすく下記にまとめました。

右の後輪を早く寄せるほど発券機と平行にできる

発券機の手前から平行にするイメージ参考

発券機に寄せるための理想のラインは上の画像を見てください。

出来るだけ発券機より手前で、発券機と自車が平行になるのが理想です。

発券機に寄せやすいか寄せにくいかを見分けるポイント

発券機に寄せる難易度を見分けるポイント

上の画像の赤矢印がポイントです。

車道から発券機に到達するまでの距離が長いほど、自車右後輪を発券機に寄せるための距離と時間をかせげます。

車道から発券機までの距離が短くなるほど、自車右後輪を寄せる距離と時間の猶予がなくなり難しいのです。

発券機までの距離を稼ぐ方法

車道の右側に膨らまずに左折した場合

上の画像は車道の幅をいっぱいに使わず、普通に左折した場合です。

(赤い四角が自車と右後輪の動き)

自車の右前の車体が発券機に近づき過ぎてしまいました。

原因は発券機までの距離が足りない事です。

車道の右いっぱいを使って距離を稼いだ場合

上の画像は車道の右端までいっぱいに大回りして左折した場合です。

今度は発券機までの距離に余裕を持って、自車を平行にすることができました。

右前輪や車体を意識すると、ハンドルを切るタイミングが早すぎるので、右後輪が発券機に近づくように大回りで左折します。

実際にはここまで、きれいに平行になっていなくても、手が届けば問題ありません。

少し傾いたまま発券機に寄せた場合

上の画像は少し傾いたまま、ドアミラーを発券機に寄せたところです。

このままハンドルを左に切ったまま進むと、発券機から離れていってしまいます。

ドアミラーと発券機の距離を保つようにハンドルを右に戻しながら、発券機に沿わせていきましょう。

右に傾いたまま、券を取って出るときはハンドルを左に切りながら出ましょう。

真っ直ぐに出てしまうと右の前をぶつけてしまいます。

発券機に最も寄せやすい方法は右折で入ること

右に寄せたい場合の右折進入の画像

上の画像を見ると右折の方が左折にくらべて簡単に右に寄っています。

原因は左後輪より右後輪の方が目標とする発券機までの距離が短いからです。

例えば、壁まで50cm寄せるより、20cm寄せる方が楽ですよね。

車は後輪が軸になって前輪が左右に方向を変える(コンパスに似ている)ことを意識して後輪を寄せたい方向に近づける事を考えましょう。

まとめ

ここまでの説明を下記にまとめておきました。

・寄せやすいか寄せにくいか見分ける

・道路幅いっぱいに大回りするほど、発券機の手前で平行にできる

(なるべくやらないで済む方法を選びましょう)

・発券機が右側なら左折よりも右折の方が簡単に寄る

私も何度も練習して時間をかけて出来るようになりました。

あなたも焦らず、何度も練習してみてください。

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