ペーパードライバーの「怖い」を不思議な方法で解決します?

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は車の構造を理解してから運転操作に応用できるようになると、ほとんどの人の運転テクニックが向上します。

ある日会社の後輩が国道1号線を西に走っていました。

大きな交差点を左折しようと、ドキドキしながらハンドルを左にきりました。

すると数秒後に「ジョリジョリ」って音が聞こえて、はっとしてミラーを見ると後輪を縁石に擦っていました。ガーン・・・どうしよう?

テンパった後輩はそのまま強引に進んでタイヤを乗り上げながら通過しました。

その後は車の修理代で痛い目にあい、運転するのが怖くて休んでいました。

なぜ縁石に擦って車を壊してしまったのか?

解決に必要な知識を下記にまとめておきました。

車の動きをイメージするための3つの知識が大事

上達に必要なのは下記の3つです。

1.ホイールベースってどういう事か考えてみよう。

簡単にいうとホイールベースとは、前輪と後輪の軸をつないだ距離のことです。

この距離が長くなればなるほど、この後、説明する内輪差が大きくなります。

ホイールベースを理解するとハンドルを早く切りすぎず、縁石に擦らなくなります。

詳しくは左折の記事で解説しています。

2.内輪差と後輪の役割に注目しよう。

内輪差とは前輪と後輪が通るルートの違いです。

前輪は右左折のために方向を変えて進めます。

一方の後輪は左右に方向を変えられず、前輪に引っ張られて内側をついていきます。

つまり前輪のルートよりも後輪のルートが内側よりになるのです。

このことを理解すると車を端に寄せすぎず、縁石に擦らなくなります。

3.オーバーハングを理解してハンドルの切り方を調節しよう。

オーバーハングとは、前輪軸よりも前の部分と後輪軸よりも後ろの部分の事です。

(下記画像参照)

左右どちらかにハンドルを切った時に直進時の車体外側よりも更に外側に振り出す特性を頭に入れておきましょう。

またバックでの右左折時には、車体の外側の部分よりも更に外側に振り出すので注意!

言葉だとわかりずらいので、下記の画像を参考にしてみてくださいね。

車によって違いがあるので、自車の形状がどうなっているかしっかりと見ておきましょう。

教習所では度々「ここからハンドルを目一杯切り込んで」と教わった記憶があります。しかし、目一杯切り込むとオーバーハングの部分が更に外側に振り出すので、ぶつかる場合も当然でてきます。

オーバーハングを意識すると急ハンドルを切らなくなり、衝突の危険箇所を注意深く確認しながら曲がれるようになります。

下記の画像は左に前進させた時の車体後部の外側が直進していた時よりも外側に振り出しています。

3つの知識を理解するのは最初のうちは戸惑う人もいるかもしれません。

今回紹介した車の構造と動きの特徴での一番のメリットは車の動きをイメージできるようになることです。

ぼくは慣れるまで、ミニカーを見ながら、上から見たときの車の絵を書き続けました。

そして運転中も頭の中に車の映像をイメージしながら運転するようになりました。

3つの知識のまとめ

1.ホイールベースの知識で得られたのは、ハンドルを切り始めるタイミング。

2.内輪差の知識では車体を寄せすぎない事。

3.オーバーハングの注意点は、振り出す箇所を必ず確認しながら通過する。

運転のポイントは後輪のルートを「イメージ」し、確認することです。

余談ですが、ぼくは車を走らせるよりも絵を書き続けて上達しました。笑

いきなり運転するのが怖いあなたも、ミニカーを使って絵を書く練習をしてみましょう。

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