趣味が仕事になると嫌いが溢れ出してくる理由を知っていますか?

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大好きな趣味が仕事に変わった途端に、辛さや息苦しさを感じたことはありませんか?

私は20代の前半から後半に入る頃に、車の運転を頼まれるのが辛くて、拒否し続けていた事がありました。

仕事として走っていると息苦しさを感じたり、ルールに縛られるストレスにさらされます。

好きから嫌いになったキッカケや、また好きに戻るまでの体験をまとめました。

好きになるのに理由は無くても、嫌いになる理由は無限にある

1ヶ月の拘束時間は280時間以上が当たり前でした・・・

朝は6時まえから出勤し、退勤は21時過ぎの生活が心身を痛めつける・・・

寝不足で朝からイライラしていて、些細なことで感情をコントロールできなくなってきます。

能力があっても給与に反映されず、何のために仕事をしているのか考えなくなっていました。

休日は泥のように眠り続け、それでも寝不足と疲れが解消することはありませんでした。

たまたま目が覚めた日でも、無気力で何もする気が起きずボーッと過ごしていました。

集合住宅の生活音が気になったり、次の日の仕事の事で憂鬱な休日を浪費しているだけでした。

半年1年と我慢し続けた頃から物忘れが酷くなり、掴んだものを落としたりするようになりました。

稼いだ金は使うゆとりが無く、幸福かどうか質問されたら間違いなくこう答えていたでしょう。

「もっと自由になりたい!」

会社でも浮いた存在だった・・・

今思うと「うつ」でした・・・

誰と話していても、上の空で面倒くさく、いつの間にか人との関わりを避けるようになっていました。

毎朝の朝礼にウンザリしていて、全てが無駄で無意味に感じられました・・・

経営理念や社訓を読むのもムカついていたし、洗脳されてる気分になっていました。

毎日同じ事の繰り返しで、楽しいことに目が向かなくなりました。

感謝やありがたさを感じられず、不平不満ばかりが溜まっていきました。

人に合わせるのがバカバカしいと思っていて、態度にも現れていたようです。

グループ内でも孤立して、我が道をいっていました。

休息がどれだけ大事か?ありがたいか?当たり前のことに感謝できているか?

もし一つでも思い当たるなら、休息不足の疑いがあります。

嫌いになる事なんて無限にあふれてしまうのがこわいです。

半年間の療養生活で、駄目な自分を受け入れるようになれた

入社から3年が過ぎたころ、過労でうつ状態と診断され退職して半年間の療養生活を送りました。

労災の申請をして、休職してからでも遅くはなかったですが若さが出て辞めてしまいました。

好きな時間に起きて通院し、好きな時間に身内を乗せてドライブする生活を半年続けて、運転するのが楽しくました。

「またどこかに連れて行ってほしい」と頼まれるのが「辛いから」「楽しい」になっていたんです。

ご飯を食べるのが楽しみで味も良くわかり、ドライブの目的にもなっていました。

それから新しい職場に勤務して、他県を走ることで視野が広がり、さらに運転にのめりこんでいきました。

それと同時に、失敗した自分にも動揺したり、イライラしなくなっていきました。

仕事が終わってからの夜遊びが楽しみで、仕事を頑張ったり、お酒を飲んだりするようになりました。

好きなことが仕事になっても、別の趣味や友だちを作れば良い!

仕事一筋の真面目な人ほど、好きが嫌いに変わりやすいという事です。

運転が仕事なら、ゲームをしたりブログを書いたり、違うジャンルの趣味と友だちが必要だったと気づきました。

スイッチのONとOFFをわかりやすく切り換えられるので、心身の疲労回復が期待できます。

人というのは、環境の変化で別人になってしまうのを実感できたお話でした。

仕事以外の趣味と友だちと知り合って、仕事を忘れるくらい没頭してみてください。

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