自動車保険の示談代行サービスで得しているのは、誰だと思いますか?
加害者・被害者・医者・弁護士それぞれの立場で考えればユーザーのためでない事はわかります。
示談代行サービスについて個人的に思う所をまとめました。
加害者は被害者(過失ゼロ)よりも気楽で罪の意識が薄い
示談代行サービスは弁護士でもないのに、交通事故の知識を振りかざして不当に賠償額を減額させようとするのを、合法化しています。
本来は、加害者・被害者双方が代理人(弁護士)を立てて示談交渉なり訴訟なりする方が公平ではないでしょうか?
弁護士資格を持っていないものに示談代行など認めるから、過失ゼロの被害者の権利が一方的に侵害されるのです。(過失ゼロの被害者側は保険屋に代行してもらえない)
示談代行サービスを商品化するなら、過失ゼロの弊害を告知するなり対応策を提供するべきだと思いませんか?
私が半年以上怪我の痛みに耐えながら保険屋さんとの示談交渉までやっていた頃、加害者は検察に書類を送られた後不起訴になり、のうのうと日常生活に戻っていたと思うと加害者のための欠陥商品と言っても過言ではありません。
本当に怪我をさせた相手の痛みをわからない加害者が、また同じ過失を犯すのではないでしょうか?
交通事故の知識は当事者になって初めて重要だと気づく
交通事故の知識は一見難しく感じますが、実はそんな事はありません。
被害者が必ずやるべきこと(次に事故に遭った時のためにもなるため)として、自賠責保険の請求書類一式を必ず入手して、実践しながら知識を定着させる事です。
相手(加害者)の不法行為を立証しなければ、損害賠償額を請求できません。
とくに被害者は知識の差が、そのまま損害賠償額に影響するので、加害者よりも必死に調べるようになります。(私自身もそうでした)
交通事故が実在することを証明する書類の入手方法すら知らず保険会社がやってくれると思っているのです。(自賠責保険の請求のご案内に記載されています)
ネット上で専門家が公表している情報は、自賠責保険の請求書類を見るだけで、あっこの情報知ってた!となる事は多々あります。
弁護士に依頼するにしても、あなた自身が舐められないためにも最低限の知識はインプットしておいた方が、騙されません。
ここまで読んで気分の悪い人は直ぐにページを閉じてください。
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