雨の日の運転で絶対に抑えておきたいポイントをあなたは知っていますか?
晴れている時の運転から積み上げておきたい、ちょっとしたポイントがあります。
失敗例を交えて解決方法をまとめます。
見えてからでは限界がある。見えない人を予測しないといけない!
路地・電柱の影・対向車の死角・降りたバスの前後など、見えなくても経験から予知することは充分可能です。
雨の日に一番気を使うポイントは、歩行者への水はねです。
雨が降っていたら傘を差しながら窮屈な体制で歩く人を待ってあげなければなりません。
私は雨の日になると一般車にまぎれて歩行者を観察しています。
歩行者が水はねを予測して逃げているのを良く見かけました。
車は雨水をかけてくる存在という認知が広まっているのでしょう。
私も小学校の帰り道に何度か交通量の少ない通学路の内側を歩いていたときに、一般車に雨水をかけられた経験があります。
教習所では雨の日は歩行者のそばを通過する時、徐行などの措置が必要と教わった気がします。
(26年前の記憶なので自信がありません)
大多数のドライバーは、雨の日の措置を認識していても対応できていない可能性があります。
発見の遅れで間に合わずにそのまま通過しているのが原因と考えるのが自然です。
一点に集中しすぎず、キョロキョロと落ち着きのない感じで周辺をまんべんなく観察しましょう。
歩行者が自分の親族だと思えば意識が変わる
自分の大事な子ども(あるいは家族)が同じ目に遭わないように、他人にも配慮しましょう。
会ったこともない人に何らかの感情を抱くのは、私も苦手です。
そこで私がやっていたのが、過去の自分と仮定して徐行することです。
(私の場合家族と疎遠で難しかったため)
家に帰ってきた子どもの服が、雨と泥にまみれていたら・・・親はどんな気持ちになるでしょう。
運転者は一瞬で通り過ぎ、次の瞬間に記憶から消去されるので、意識が変わらないのかもしれません。
歩行者の通行スペースを空けてあげるのも自動車の役目
電柱・対向車・停車車両・歩行者など、一箇所で遭遇しないように車間を空けてしっかりとバラけさせましょう。
中央線が無い狭めの道路で具体例をあげてみると・・・
- 路地の切れ間に車両を寄せて対向車を交わす。
- 見通しの良い直線を利用して歩行者を抜く。
- 電柱の手前か奥ですれ違うように間をとる。
- 対向車が来ないタイミングで停車車両を抜く。
具体例の4つの行動を実践するときのコツは、余裕をもって道路をいっぱいに使い倒すことを意識すると運転操作にゆとりを持ちやすいです。
歩行者目線で考えると接近してくる車両に「水を飛ばされたくない」「雨に濡れたくない」はずです。
対向車や停止車両がなくて見通しのいい直線で抜いてあげれば、しばらくは道路を広く歩けます。
まとめると、歩行者が歩きやすいリズム・スペースを作ってあげるのが、雨の日の運転で抑えるべきポイントです。
雨が降ったら直ぐにでも試してみてください。
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