あなたは運転中にどんな基準で休憩を取ることを決断していますか?
眠気以外にも体は色んな信号を送っているかもしれません。
私の経験をもとに感じた休憩サインをまとめてみました。
動作が遅れがちになってきたら直ぐに休憩をとるようにしましょう
人間は疲れてくると、集中力が続かなくなってきます。
例えば下記のような症状が現れます。
- 信号待ちで眠気を感じる。
- 運転以外のことを考えてしまう。
- 同じ姿勢を維持するのが辛くなる。
- 予定と違う方向に走ってしまう。
どれか一つでも当てはまったら、早めに休憩をとりましょう。
眠気を覚ますのに有効な4つの方法。
- 車から降りて新鮮な空気を取り入れる。
- 目を閉じてリラックスした状態で横になる。
- 体を動かしたり、喋ったりする。
- 飲み物を飲む。
あまり長時間眠ってしまうと、逆にダルくなってしまうので注意しましょう。
4時間連続走行したら30分休憩がルールになっている
長距離(長時間)の運転を前提に休憩する時のルールとして430(ヨンサンマル)を採用します。
ヨンサンマルの意味は4時間走ったら最低30分の休憩を取らなければならないルールです。
運送業界だけのルールなので、一般には知られていません。
私の経験だと2時間を目安に10分くらいの休憩をはさんだ方が、ペースが落ちない気がします。
特に高速道路のような、ながーい直線ばかりの運転は長時間集中していると飽きます。
パーキングやコンビニなどで、旅先の名物などを買って楽しく休憩しましょう。
深夜の東名高速で車線をフラフラまたいでいるのは居眠りのサイン
大型トラックが夜中の東名高速(片側3車線)の真ん中の車線から、左右の車線をフラフラと蛇行しているのは居眠りの症状なので、クラクションで起こしてあげましょう。
クラクションで目を覚ますと、反射的にブレーキを踏むので車間を十分に空けておいてください。
運送業界だけは、13時間の拘束が法的に認められているのを良いことに、経営者はやりたい放題に配車を押し付けている会社が存在します。
速度の取締りをキツくしても、無理な運行計画は改善されるはずがありません。
解っていながら黙認している国の問題です。
使用者はのらりくらりと誤魔化して、免許の点数と罰則(自腹)で運転手だけが被害をこうむる制度になっています。
自動運転や人件費の削減なんかよりも、使用者の責任を明確にする法整備が絶対に必要です。
どんなに時間に追われても、自分と家族のために休憩をしよう
交通事故を起こしても会社は何にも痛みませんし、責任をとりません。
会社に依存せず、自分の判断を最優先で休憩を取ってしまいましょう。
何か言われたら、法的な根拠を基に会話をレコーディングして配車に問題があると意志表示しましょう。
車は修理できますが、あなたの体は治せません!
こまめな休憩を意識的に取ることを実行してみてください。
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