車検切れの加害者の代わりに治療費をまかなう方法を知ってますか?

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もしも運悪く車検切れの車に損害を受けたら、どう対処するか方針は決まっていますか?

わたしの身内が、加害車両(無車検・無保険)に追突され、乗っていた軽自動車が全損しました。

加害者を相手にせず、しっかりと補償を得られる方法を下記にまとめました。

相手が自賠責保険未加入なら政府保障事業を利用する

政府保障事業の申請方法

  • 自動車損害賠償保障事業への損害てん補請求書を用意する。
  • 書類に添付する交通事故証明書と診断書をそろえる。

処理には何ヶ月もかかります。

無車検・無保険の加害者というのは、損保代理店でも滅多に無いレアケースです。

損保の担当者の知識には個人差があります。

このケースは泣き寝入りするしかありませんと言われても、あなたは納得できるまで解決方法を調べることが大事です。

注意しなければならないのは、人身事故だけを救済する制度になっている点です。

対物(自動車や物品)に関しては保障されません。

しかし、加害者の任意保険の約款に、自賠責が切れていても対物だけは保障しているケースがありますので、ダメもとで調べてみましょう。

あなたが加入している人身傷害保障を利用する

各損害保険外社の約款を読むと、自賠責保険の有効期限切れの場合には保障が受けられない事があります。

あなたが加入している「人身傷害補償」や「搭乗者傷害特約」などで、カバー出来るなら忘れずに利用しましょう。(加害者に請求がいくので楽です)

人身傷害は使っても、保険料に影響しないので使い倒しましょう。

搭乗者傷害は加入していなくても、人身傷害は加入しておかないと加害者にしてやられてバカを見ます。

上記の図のように、人身傷害で補償された金銭は加害者(または損保の対人賠償)に請求がいくので、メリットしかありません。

無車検・無保険の加害者への対応まとめ

  • 自動車損害賠償保障事業への損害てん補請求書を作成する。
  • 書類に添付する交通事故証明書と診断書をそろえる。
  • 人身傷害(搭乗者傷害)を利用する。

営利目的で運営されている損保の対応には注意が必要です。

担当者の言うことを鵜呑みにせず、自分で確認するようになってください。

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