すっかり運転に慣れきってから、ワザと付ける初心者マークって便利ですよね!
付けているだけで幅寄せや、あおり行為を抑制できるなら付けなきゃ損じゃん!www
初心者マークにまつわる決まりごとを忘れてしまった、あなたが思い出せる記事にしました。
すっかり忘れていた初心者マークを付ける位置はここでした。
- 地上から最低0.4mから最高1.2mの範囲内(下記画像の青線と緑線)の高さでなければならない。
- 車体の前後(車外)に一枚ずつ、合計2枚張り付ける。
初心者マークの正式な名称は「初心運転者標識」といいます。
調べてみて改めて驚きと発見になりました。
(初心運転者標識等の表示)
法第七十一条の五第一項から第四項まで及び第七十一条の六第一項から第三項までに規定する標識は、地上〇・四メートル以上一・二メートル以下の位置に前方又は後方から見やすいように表示するものとする。
長文で読みづらいので、わかりやすい下記参考画像の青線から緑線の範囲で憶えてください。

初心者マークって色んな商品があって、付け方よりも違反が気になる。
初心者マークの規則を調べてみたらこんな感じでした。
- フロントガラスに貼ると違反になります「道路運送車両の保安基準『窓ガラス』第二十九条4」
(窓ガラス)第二十九条 自動車(最高速度二十五キロメートル毎時以下の自動車を除く。)の窓ガラスは、告示で定める基準に適合する安全ガラスでなければならない。ただし、衝突等により窓ガラスが損傷した場合において、当該ガラスの破片により乗車人員が傷害を受けるおそれの少ないものとして告示で定める場所に備えられたものにあつては、この限りでない。2 自動車(最高速度四十キロメートル毎時未満の自動車を除く。)の前面ガラスは、損傷した場合においても運転者の視野を確保できるものであり、かつ、容易に貫通されないものとして、強度等に関し告示で定める基準に適合するものでなければならない。3 自動車(被牽引自動車を除く。)の前面ガラス及び側面ガラス(告示で定める部分を除く。)は、運転者の視野を妨げないものとして、ひずみ、可視光線の透過率等に関し告示で定める基準に適合するものでなければならない。4 前項に規定する窓ガラスには、次に掲げるもの以外のものが装着され、貼り付けられ、塗装され、又は刻印されていてはならない。一 整備命令標章一の二 臨時検査合格標章二 検査標章二の二 保安基準適合標章(中央点線のところから二つ折りとしたものに限る。)三 自動車損害賠償保障法(昭和三十年法律第九十七号)第九条の二第一項(同法第九条の四において準用する場合を含む。)又は第十条の二第一項の保険標章、共済標章又は保険・共済除外標章五 削除六 前各号に掲げるもののほか、運転者の視野の確保に支障がないものとして告示で定めるもの七 前各号に掲げるもののほか、国土交通大臣又は地方運輸局長が指定したもの(騒音防止装置)
リアガラスにはルールが定められていないので、運転中に死角ができない位置に貼りっぱなしで大丈夫です。
初心者期間一年を過ぎたらどうなる? いつまでなら違反にならない?
免許取得から1年以上経過してからも、不安なら付けていても捕まりません。
自分以外のドライバーへの注意喚起になるので、ぼくは一年以上付けっぱなしでした。
運転が怖い理由の中には、相手の技量がわからないのもあるからです。
初心運転期間の表示を義務付けているだけで、それ以降に付けてはならないとは一言も定められていません。(道路交通法第71条の5)
一年の表示義務期間に初心者マークを付けずに捕まると罰則があります。
違反の種類 | 違反点数 | 反則金(全車種一律) |
初心運転者標識表示義務違反 | 1点 | 4,000円 |
初心者に対する側方への幅寄せ・車間距離をつめる行為は罰せられます。
違反の種類 | 違反点数 | 反則金(普通車) | 大型・中型 | 小型特殊 |
初心運転者等保護義務違反 | 1点 | 6,000円 | 7,000円 | 5,000円 |
改めて調べると道路交通法第71条五の四に細かく禁止行為が明記されていました。
初心者マークを付けた車両には、運転に慣れてもらいましょう。
慣れる前に恐怖心や苦手意識を植え付けられる側の気持ちを理解する必要があります。
補足で初心者マークの表示義務を過ぎている人に対して、幅寄せや車間をつめる行為は「初心運転者等保護義務違反」は適用されません。
初心運転者等保護義務違反が適用外でも、あおり運転など別の法令で検挙するはずです。
初心者マークの表示義務と初心者への迷惑行為の罰則をまとめ。
- 法令で定められた初心運転者期間中は指定された前後2箇所にマークを貼らなければならない。
- 初心運転者に対して法令で定められた迷惑行為をすると、検挙される。
- 初心運転者期間を過ぎてマークを使用してもデメリットは無いに等しい。
今回記事を書くために、資料となるサイトを探すのに苦労しました。
このブログを見てくれたあなたは、時短で知識を網羅したので安心して運転してください。
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