
なぜ前進駐車がバックで駐車するよりも難しいか知っていますか?
狭くて密集している施設では前進駐車は危険です!!
この記事では前進・後進の曲がり方の違いや車の構造をまとめました。
国土が狭くて物損事故に細かい日本で、前進駐車する必要があるのか?
前進駐車ラクになる条件は下記の4つです。
- ・駐車スペースが充分に広い。
- ・駐車施設の通路が広く大回りできる。
- ・前進で駐車しても前進で出られるように設計されている。
- ・隣の車が駐車スペースの枠に真っ直ぐに止まっている。
海外は駐車スペースが広く、車の後部から積むのに便利なため、前進駐車が主流です。
海外だと車をぶつけて停めたり出したりは当たり前で、いちいち保険屋を使って揉めたりしません。
ぼく個人の考えでは、狭く口うるさい国内で前進駐車をやる必要はありません。
近所からの騒音クレームで、前進で駐車するように指定されている場合は従います。
前進で駐車する時に役にたつ、車の構造のお話。

車の構造上、前輪が左右に角度を変えられるのに対し、後輪は固定されたままです。
内輪差対策でハンドルを遅く切ったり、大回りして後輪が内側に入り過ぎないように曲がります。
高速道路のパーキングで、駐車スペース枠が斜めの場合は停めやすく練習に向いています。
バック駐車がラクに出来るようになってから練習しても遅くありません。
ぼくは前進駐車の練習をする時に、自動車保険確認してから挑みました。www
前進駐車のメリットとデメリットはこんなにある。
メリット
- 素早く停められる。
- 後部から荷物を積みやすい。
デメリット
- 大回りするほどスペースが広くないと両隣の車にぶつけやすい。
- 出る時の死角が多く事故になりやすい。
- 出る時に外輪差が大きくハンドルを速く切れない分、真っ直ぐにバックする距離が長くなる。
大量の買い物をしない限り、前進駐車のメリットは何もありません。
直進で駐車できるからといって、停めてしまうと出るときに危険な状況が待っています。
私は前進のまま出られる状況以外は怖いので、前進駐車しません。
タイヤの通り道をイメージしてハンドルを切るのがコツ

左にハンドルを切って右前輪をAスレスレに通さないと、後輪が駐車スペースに入りません。
Aと右前タイヤの角度を平行に保ち続けるため、ハンドルをゆっくりと右に戻しながらAのボディに沿うように右側をなぞります。(青丸の部分)
前進駐車は前を外側に沿わせ最後に内側の後輪を通すイメージで大回りしましょう。
焦らずバック駐車をマスターしてから、万全の準備で試してみてください。
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