どこに錨(いかり)を降ろそうか?高い買い物安い買い物の不思議?

あなたは世の中に認知されていないのに、価値があると感じた商品にいくらの値段をつけますか?

値付けの基準のないものは、直前に与えられた情報に左右されてしまいます。

私が実際に体験したものを中心に、わかりやすくまとめました。

アンカリング効果ってなんだろう?

船を固定するときに海底に降ろす錨(いかり)からとってアンカーと呼ばれています。

船から人間に変換すると、海底に降ろしていた錨(いかり)を人間の心に降ろして使います。

1つ1000万円のダイヤを紹介された後に、20万円のネックレスをおねだりされたらどうですか?

私は単純な人間なので「まあそれ位なら良いよ」って言ってしまいそうです。www

逆の場合はどう感じるでしょう?

店員に「若い世代に人気のアクセサリーだと平均8万円くらいが多いです」

次に20万円のネックレスをおねだりされると・・・

私は「流行ってるからオススメのアクセサリーにしよう」と提案するでしょう。

本当に買ってもらいたい商品よりも高い値段の商品情報を、直前に憶えてもらいます。

(脳にいかりが降りる)

直前の情報がその後の意思決定に影響を与えるので注意がひつようです。

運転していると出くわしそうなアンカリング効果の例。

中山競馬場の近辺に時間賃の駐車場が山程あります。

日曜日になると地主が駐車スペースとして、1000円から2000円くらいまでの料金を設定しています。

値段の高い・安いの基準は単純で、競馬場までの距離の近さです。

面白いと思ったのが100円単位でなく500円単位でしか、価格の差が無かったことです。

例えば競馬場近辺の2000円から探し始めて、最後に1000円の駐車場を見つけると「おっ半額だ!」馬券を1000円分多く買えるな!」ってなります。

これが逆の順番だと、「クソっ始めの遠い駐車場に決めておけばよかったな」ってなるかもしれません。

この例は直前に2000円の情報か1000円の情報をインプットしたかで、印象が真逆になってしまった例です。

アンケートなどの質問の仕方も、アンカリング効果で結果を左右されます。

  1. 10年後にあなたの年収はどの位アップしていると思いますか?
  2. 10年後のあなたの年収が下がっている確率はどの位だとおもいますか?

1の聞き方なら多くの人がポジティブな未来を返答しそうですね。

2の質問だと先に下がっていると錨(いかり)を降ろしているので、ネガティブな返答が増えそうです。

日常生活の中にある、錨(いかり)に着目すると新たな発見や気づきがあるかもしれません。

思いついたら使ってみてください。

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