最低限の専門用語を集めてみました
- Aピラー
- Bピラー
- Cピラー
- Dピラー
- ホイールベース
- 内輪差
- オーバーハング
順番に一つずつ説明したものを下記にまとめました。
A・B・C・Dの4つの「ピラー」

初めてみる人もいるかもしれませんね。
ピラーとは屋根と車体を支える「柱」と憶えておいてください。
順番にまとめていきます。
・Aピラーとは
車の前方に左右二箇所あって、運転席からの視界を遮る柱です。
車を走らせていると「右左折」で死角になります。
・Bピラーとは
車の中央や、すこし前方よりの位置にある柱です。
教える人によっては、左折時にハンドルを切り始める目印にしています。
・Cピラーとは
車の後部座席入り口の後方よりの位置にある柱です。
車線変更時の目視確認に影響をあたえます。
・Dピラーとは
車の後方左右二箇所あって、バック時に死角となります。
わたしは「Dピラー」の影に電柱がピッタリと、重なって見えないままバックして車をぶつけたことがあるので、あなたはしっかりと確認してくださいね。
自腹で修理したときは、悲しかったなぁ・・・
ホイールベースとは

ホイールベースは車の前輪軸から後輪軸までの距離です。
どんなに熟練した人でもホイールベースよりも小回りすることは不可能です。
ホイールベースが長い車ほど小回りが効かなくなります。
直進性と乗り心地が良く、フラフラせず振動も少ないです。
左折時は「ホイールベース」の真ん中よりやや手前を目安にすると大回りになりません。
内輪差とは

内輪差とは内側の前輪よりも後輪の方が、内側を通る現象のことです。
車を左折する時は後輪が縁石(曲がり角)に乗り上げないようにハンドルを切り始めましょう。
外輪差とは

外輪差とは外側の前輪よりも外側の後輪の方が、外側を通る現象のことです。
外輪差はバックする時にハンドルを切り過ぎて、車が曲がり過ぎる感じを受けます。
バックする時は前進よりも、ハンドルを少なく切るように練習しましょう。
オーバーハングとは

オーバーハングとは、前輪軸よりも前に出た部分と、後輪軸よりも後ろに出た部分のことです。
(画像の赤線の部分です)
イメージ画像のようなセダンタイプ(コンフォートなど)の車が関係してきます。
カタログ上の「最小回転半径」とは、前後輪軸(ホイールベース)での計算で、前後のオーバーハングの分だけ「最小回転半径」よりも大回りになります。
駐車場にバックする時にハンドルを切っている方向とは逆の(外側)部分が関係してきます。
右左折の際にも、急ハンドルを切ると、後ろの振り出しが多くなります。
この記事は専門用語が増えるたびに増えていきます。
よろしくお願いします。